彼氏だとか彼女だとか 呼び合わないけれど君が好きだ

ULTRA BLUE

ULTRA BLUE

宇多田ヒカルはホントにいい曲を書くなあといつも思うのだけれど「ULTRA BLUE」というアルバムの中に「日曜の朝」という歌があって、僕はこの歌の詩の表現というかなんでもない日常を切り取った世界観みたいなのがすごく好きで、そういった関係でね、あの人とはいられたらいいなーと常々思っていたのに、それももう難しくなってしまったんだなーと。僕が気がついた時にはすでに以前の関係に修復するのが難しくなってしまっていて、それはやっぱり僕が悪いのだけれど、二人で一緒に行ったいくつかの場所や、夜中に自転車で二人乗りしながらしたくだらない話だとか、短い期間ながらもいくつかある二人でのできごとは僕にってはそれはとても楽しい思い出だったりするのだけれど、あの子にとってそれらのことは、今となってはなかったことにしたかったりするのかもしれないと思うと、いつもながら自分の甲斐性のなさにあーダメだなあって思ったりする。そんなに難しいことじゃなかったはずなのに一見とっても簡単そうに見えることが実はとっても難しい。